赤福の本店と違いを徹底比較!味やメニューの差を詳しく解説

三重県といえば、やっぱり赤福ですよね。

お土産でいただくことも多い赤福餅ですが、実は「赤福 本店 違い」と検索している皆さんが気になっている通り、現地で食べる味は別格なんです。

私も初めて本店で食べたとき、その柔らかさと空間の雰囲気に感動したのを覚えています。

今回は、地元民である私まるこが、本店と他店舗の決定的な違いや、知っておかないと損をするメニューのルール、そして混雑を避けるコツまで、実体験を交えて詳しくご紹介します。

この記事の内容
  • 本店でしか味わえない手作りの食感と雰囲気の違い
  • 赤福氷やぜんざいを本店周辺で食べるための正しい場所
  • 混雑を回避して楽しむための時間帯と店舗選びのコツ
  • 大阪や名古屋の百貨店と現地の決定的なメニューの差
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目次

赤福の本店と他店における決定的な違いとは

「本店って言っても、場所が違うだけで味は一緒でしょ?」と思っている方もいるかもしれませんが、実は明確な違いがあるんです。

建物が醸し出す歴史ある雰囲気はもちろんですが、何よりも「口に入れた瞬間の食感」が違います。

ここでは、なぜそんな違いが生まれるのか、五感で感じる本店の魅力を深掘りしていきますね。

手作りの味や食感と機械製造の比較

赤福本店を訪れる最大の理由、それは何と言っても「手作りの赤福餅」を味わうためです。

実はお土産として駅や百貨店で販売されているピンク色の箱に入った赤福餅と、本店で「お召し上がり(イートイン)」として提供される赤福餅には、製造工程に決定的な違いがあります。

お土産用の赤福餅は、品質を均一に保ち、持ち運びの振動にも耐えられるよう、工場で機械を使って製造されています。

形が崩れにくいように、餡と餅の密着度が高く、食感も「しっとりとして程よい弾力がある」のが特徴です。

これはこれで完成された美味しさなのですが、本店の「お召し上がり」は別次元です。

本店で提供される赤福餅は、注文が入ってから、あるいはその直前に職人の手によって作られています。

お皿に乗せてすぐに食べることを前提としているため、形を保つための硬さが必要ありません。

そのため、お餅はつきたてのように柔らかく、限界まで水分を含んだ瑞々しい状態で提供されるのです。

実際に口に運ぶと、お餅が「びよーん」と驚くほどよく伸び、餡は口の中でふわっと解けるような軽やかさがあります。

機械製造のものと比べて、明らかに「生きている」と感じられる食感なんです。

また、出来たて特有のほんのりとした温かさが残っていることもあり、これが小豆の香りをより一層引き立ててくれます。

ここが違う!本店の手作り赤福

  • お餅の柔らかさ: つきたてのようにふわっとしていて、驚くほどよく伸びます。お箸で持ち上げるのが難しいほどです。
  • 餡の水分量: 箱詰めにする必要がないので、水分が多く瑞々しい口当たりです。甘さがスッと引くようなキレの良さがあります。
  • 温度感: ほんのりとした温かみがあり、「生きている和菓子」という感じがします。寒い冬にはこの温もりがたまりません。

「たかがお餅の硬さでしょ?」と思うなかれ。この繊細な違いこそが、わざわざ伊勢まで足を運ぶ価値そのものなんです。ちなみに、この手作り赤福の味を守り続ける姿勢については、公式サイトでもそのこだわりが紹介されています。

(出典:株式会社赤福『赤福本店 店舗案内』

餅入れさんによる実演と五十鈴川の景色

本店に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが、店舗の中央付近にある畳敷きの作業場です。

ここでは「餅入れさん(もちいれさん)」と呼ばれる女性職人さんたちが、鮮やかな手つきで赤福餅を作っている姿を間近で見学することができます。

彼女たちの手元を見ていると、まるで魔法のようです。丸めたお餅に餡を乗せ、指先でキュッと形を整えると、あっという間にあの美しい波模様が浮かび上がります。

この三本の筋は、お店のすぐ裏を流れる「五十鈴川(いすずがわ)」の清流を表しており、白いお餅は川底の小石を表現していると言われています。

機械で作られた均一な波模様も綺麗ですが、人の手によって作られた筋は一つひとつ微妙に表情が異なり、有機的な美しさと温かみを感じさせます。

そして、本店のもう一つの主役が「建築と空間」です。明治10年(1877年)に建てられたという本店の建物は、伊勢地方特有の切妻・妻入り建築。最大の特徴は、店舗と外部を隔てる「壁」や「扉」がほとんどない開放的な構造にあります。

縁側に座ると、目の前には神域を流れる五十鈴川が広がり、川面を渡る風がそのまま店内に吹き抜けていきます。

早朝5時の開店時間と混雑状況に関する差

「えっ、そんなに早くからやってるの?」と驚かれることも多いのですが、赤福本店の開店時間はなんと「朝の5時」です。

これには深い理由があります。伊勢神宮では、日が昇る早朝にお参りをするのが清々しくて良いとされる「早朝参り(早朝参拝)」という習慣があり、赤福はその参拝客をお迎えするために、夜明け前から暖簾を掲げているのです。

日中、特にお昼の12時から15時くらいにかけては、おはらい町通りは観光客でごった返し、赤福本店の前にも長い行列ができます。

週末や連休ともなれば、お店の外まで人が溢れ、席に着くまで30分以上待つことも珍しくありません。

賑やかな雰囲気も楽しいですが、「ゆっくりと静寂を楽しみたい」という方には、正直なところ日中はあまりおすすめできません。

そこでおすすめしたいのが、開店直後の早朝の時間帯です。まだ観光客の姿もまばらな朝5時〜7時頃に訪れると、昼間の喧騒が嘘のように静かです。

朝もやに包まれた宇治橋や五十鈴川の景色は神々しいほどで、その足で本店に立ち寄り、湯気の立つ温かいお茶と赤福餅で一服する……。これは単なる朝食ではなく、一つの「儀式」のような神聖な体験になります。

また、この時間帯は「餅入れさん」の作業も見やすく、職人さんの息遣いまで聞こえてきそうな距離感でその技術を堪能できます。

混雑を避けたい方はもちろん、伊勢神宮の本来の空気に触れたい方は、ぜひ早起きをして「朝赤福」にチャレンジしてみてください。絶対に後悔はさせませんよ。

本店の場所で赤福氷やぜんざいはあるか

夏は抹茶蜜のかき氷の中に赤福餅が入った「赤福氷(あかふくごおり)」、冬は焼きたてのお餅が入った熱々の「赤福ぜんざい」。これらを食べることを楽しみに伊勢に来る方も多いはずです。

しかし、ここで多くの方が陥る「落とし穴」があります。

実は、皆さんがイメージする歴史ある「赤福本店(母屋)」では、赤福餅とお茶以外のメニューは基本的に提供されていないのです。

「えっ、本店で氷食べられないの!?」とショックを受ける前に、正しい場所を知っておきましょう。

赤福氷や赤福ぜんざいが提供されているのは、本店の真向かいにある「本店別店舗」という建物です。

本店の入り口で列に並んで、やっと順番が来たと思ったら「すみません、氷は向かいのお店なんです」と案内されている観光客の方を本当によく見かけます。これは時間がもったいないですよね。

要注意!メニューによって並ぶ建物が違います
手作り赤福餅(お召し上がり): 歴史ある本館(母屋)へ
赤福氷(夏) / 赤福ぜんざい(冬): 向かい側の「本店別店舗」へ
※どちらも食べたい場合は、ハシゴする必要があります!

ちなみに、赤福氷の中に入っている赤福餅は、冷たい氷の中でも固くならないように特製のお餅と餡で作られています。

一方で赤福ぜんざいに入っているお餅は、注文を受けてから焼き上げる香ばしい角餅です。

どちらも季節限定の味ですので、提供期間(氷は4月中旬〜10月上旬頃、ぜんざいは10月中旬〜4月上旬頃)を事前にチェックしてから向かいましょう。

本店別店舗は比較的座席数も多く、回転も早いので、本店ほど待たずに座れることが多いのも嬉しいポイントです。

白餅黒餅や限定メニューの販売について

最近、SNSやお土産売り場でよく見かけるようになった「白餅黒餅(しろもちくろもち)」。

これはコロナ禍の2021年に、世の中が明るくなるようにとの願いを込めてオンラインで販売が開始され、その人気から定番商品となった比較的新しい赤福です。

「黒餅」は、明治時代以前の赤福の味を復刻したもので、黒砂糖を使用したコクのある深い甘みが特徴。「白餅」は、平成以降の新しい味として開発されたもので、希少な白小豆(しろしょうず)を使用した、さっぱりとして上品な甘さが特徴です。

いつもの赤福とは一味違う、白と黒のコントラストが美しいこの商品は、もちろん本店のお土産売り場でも購入することができます。

ただし、購入に際してはいくつか注意点があります。まず、白餅黒餅は「お召し上がり(イートイン)」のメニューにはありません。

あくまでお持ち帰り専用の商品です。そして最も重要なのが「消費期限」です。通常の赤福餅と同様、消費期限が非常に短く、特に夏場は製造日を含めて2日間しか持ちません。

そのため、遠方から来られて「帰宅してから近所に配ろう」と考えている場合は、スケジュールの最終日に購入するか、クール便での配送(夏場以外)を検討する必要があります。

また、夕方には売り切れてしまうことも多いため、確実に手に入れたい場合は午前中のうちに購入しておくのがベターです。

本店で購入すると、その場の雰囲気も相まって、より一層美味しく感じられますよ。

目的別で選ぶ赤福本店と支店の違いと使い分け

筆者

「本店が一番いいのは分かったけど、どうしても混んでいるのは苦手……」「もっと効率よく回りたい」という方もいらっしゃいますよね。

実は、伊勢旅の上級者ほど、自分の旅のスタイルや目的に合わせて店舗を賢く使い分けているんです。

ここでは、本店以外の支店が持つ独自の魅力と、シチュエーション別の使い分け術を伝授します。

内宮前支店なら季節メニューも楽しめる

伊勢神宮(内宮)の宇治橋を渡り、おはらい町に入ってすぐ右手に見えるのが「内宮前支店」です。ここの最大にして最強のメリットは、「赤福餅も季節メニューも、全部一箇所で注文できる」という点に尽きます。

先ほどお伝えしたように、本店エリアでは「赤福餅」と「赤福氷・ぜんざい」の建物が分かれています。

しかし、内宮前支店ならば、同じ店内のカウンターで全てのメニューを注文し、同じ席で食べることができるのです。

「私は赤福餅とお茶がいいけど、子供は赤福氷が食べたい」といったグループや家族連れの場合、本店だと別行動やおみせのハシゴが必要になりますが、内宮前支店なら一つのテーブルで全員が好きなものを楽しめます。

また、内宮前支店でも本店同様に「餅入れさん」による実演が行われており、手作りの赤福餅が提供されています。

立地が宇治橋に最も近いため、参拝直後の休憩スポットとして非常に優秀ですが、その利便性ゆえに本店に負けず劣らず混雑することも多々あります。

それでも、メニューの網羅性を考えると、効率重視派の方には最もおすすめできる店舗と言えるでしょう。

五十鈴川店は穴場で駐車場に近い

おはらい町の北端、内宮とは反対側の入り口付近に位置するのが「五十鈴川店」です。

ここは、市営浦田駐車場や観光バスの乗降場所から最も近いため、車で伊勢に来た方にとっては非常にアクセスの良い場所にあります。

そして、意外と知られていないのですが、この五十鈴川店は「隠れた名店」なんです。

まず、ここでも職人さんによる「手作り赤福」が提供されています。

さらに、お店の奥には五十鈴川に面した座敷や縁側があり、本店と同じように川のせせらぎを眺めながらくつろぐことができるのです。

五十鈴川店のおすすめポイント

  • 混雑回避: おはらい町の奥(内宮側)に人が集中するため、入り口付近のこちらは比較的空いており、待ち時間が少ない傾向にあります。
  • 絶景の穴場: 本店よりも川面に近い目線で景色を楽しめる席もあり、静かに過ごしたい方には最適です。
  • 利便性: 帰りの車に乗る直前にお土産を買ったり、最後の休憩をするのにぴったりの立地です。

おはらい町を端から端まで歩いて散策した後、人混みに疲れたら五十鈴川店で一休みして、そのまま駐車場へ向かう。このルートは非常にスムーズで、私の周りの地元民もよく利用しています。

名古屋や大阪の百貨店にある茶屋の特徴

「伊勢まではなかなか行けないけれど、あの赤福茶屋の味を楽しみたい」という方も多いですよね。

そんな方のために、ジェイアール名古屋タカシマヤや、大阪の百貨店などには「赤福茶屋」が出店しています。特に注目なのが、2025年4月にリニューアルオープンしたばかりの大阪高島屋店です。

こうした都市部の百貨店にある茶屋でも、夏は赤福氷、冬は赤福ぜんざいが提供されており、現地の味を忠実に再現しています。

買い物ついでにふらっと立ち寄って、あの抹茶蜜のかき氷を食べられるのは本当に贅沢ですよね。

ただし、一つだけ知っておいていただきたい違いがあります。

それは、通常の「赤福餅(お召し上がり)」についてです。百貨店の茶屋で提供される赤福餅は、基本的には機械で製造されたものがお皿に盛られて提供されます(※物産展などで職人さんが来ている特別なイベント時は除きます)。

もちろん機械製造のものも十分に美味しいのですが、本店で食べるような「お餅が伸びるほどの柔らかさ」や「職人の指の跡」といったライブ感はありません。

一方で、大阪高島屋の新店舗では、赤福が手がける「五十鈴茶屋」ブランドのスイーツや、限定メニューが楽しめるカフェスタイルになっており、本店とはまた違った新しい赤福の魅力を発信しています。

都市部の店舗は「日常の中で楽しむ赤福」、伊勢の本店は「非日常の体験として味わう赤福」と捉えると良いかもしれませんね。

毎月1日の朔日餅は本店だけの体験

赤福本店を語る上で絶対に外せない、特別な日が月に一度だけあります。それが毎月1日(1月を除く)です。伊勢には、毎月1日に神宮へお参りして、前月の無事を感謝し、新しい月の幸せを祈る「朔日参り(ついたちまいり)」という古くからの風習があります。

この朔日参りの参拝客をもてなすために作られるのが「朔日餅(ついたちもち)」です。2月は立春大吉餅、4月はさくら餅、10月は栗餅といった具合に、毎月内容が変わる季節のお餅なのですが、これが凄まじい人気を誇ります。

本店では、この朔日餅をその場で購入できるだけでなく、店内で「お召し上がり」としていただくことができます。

早朝(というより深夜)から整理券が配布され、何時間も並んでやっと手に入るプラチナチケットのようなお餅ですが、本店で多くの方々と一緒に季節の到来を喜びながら食べる朔日餅の味は格別です。

他の支店や百貨店でも予約販売などで購入することは可能ですが、「店内で、出来たてを、その月の初めの朝に食べる」という体験は、本店(および周辺の特設会場)でしか味わえない特別なものです。

もし旅行の日程が1日に重なるようであれば、早起きをしてこの熱気の中に飛び込んでみるのも、一生の思い出になるはずですよ。

お土産とイートインの行列の並び方

最後に、いざ本店に着いた時に慌てないよう、行列の並び方のルールを解説しておきます。

本店の正面には常に人だかりができていますが、実はこの列、明確に2つに分かれているんです。

  • 店舗に向かって【左側】の列: お土産(持ち帰り)購入用の列
  • 店舗に向かって【右側】の列: 店内お召し上がり(イートイン)用の列

よくあるのが、「赤福を食べていきたいのに、間違えてお土産の列に並んでしまい、レジまで来てから気付いて並び直し……」という悲しいパターンです。

足元や看板に案内が出ていますが、混雑時は人が多くて見えにくいこともあるので注意が必要です。

店内で食べる場合は、まず右側の列に並びます。入り口にある番台のようなレジで食券(赤福餅3個入りなど)を購入し、番号札を受け取ります。

その後、案内係の方の誘導に従って座敷や縁側に上がり、番号が呼ばれるのを待つシステムです。

お茶はおかわり自由なことが多いですが、混雑時はセルフサービスになることもあります。

回転率は比較的早いので、行列が長く見えても意外と早く順番が回ってくることが多いですよ。

赤福の本店と違いを知って伊勢を楽しむ

ここまで、赤福の本店とその他の店舗の違いについて、かなり詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか?

「手作りのふわふわ食感」「五十鈴川のせせらぎ」「お茶の香り」が揃った本店での体験は、やはり他のどこにも代えがたい特別なものがあります。

それは単にお菓子を食べるという行為を超えて、伊勢という土地の歴史や空気を体に取り込むような体験です。

一方で、利便性を取るなら内宮前支店、ゆったり過ごすなら五十鈴川店、日常使いなら百貨店の茶屋と、それぞれの店舗に素晴らしい魅力があります。ぜひ皆さんの旅のプランや同行者の希望に合わせて、一番美味しい赤福の楽しみ方を見つけてくださいね。

まとめ:あなたにおすすめの店舗は?

最高の雰囲気と手作りの味を楽しみたい赤福本店(早朝5時〜7時が特におすすめ!)
赤福餅も氷も一箇所でまとめて食べたい内宮前支店(宇治橋のすぐそば)
車移動で、混雑を避けてゆっくりしたい五十鈴川店(駐車場に近く穴場)
季節限定の赤福氷やぜんざいを食べたい本店向かいの別店舗 または 各支店・茶屋

※記事内の情報は執筆時点のものです。営業時間やメニューの詳細は、お出かけ前に公式サイトでご確認くださいね。

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