高野山観光2時間は可能?現実的な所要時間と回り方

こんにちは、まるこです。旅行の計画を立てていると、「次の場所への移動があるから、ここに滞在できるのは2時間だけ…」なんてこと、ありますよね。

高野山への日帰り旅行を考えた時、私も「高野山 観光2時間」でどれだけ回れるのか、すごく調べました。

高野山って、弘法大師空海が開いた真言密教の聖地。

すごく広大で神聖なイメージがあるから、たった2時間で訪れるのは、なんだか失礼にあたるんじゃないか、そもそも何も見られないんじゃないか…と不安でした。

大阪方面から電車で日帰りアクセスする場合、ケーブルカーや現地のバス乗り継ぎ時間も考えると、実際の観光所要時間がどれくらい確保できるのか、本当に気になりますよね。

観光3時間や、せめてモデルコース半日プランくらいないとやっぱりダメなのかな? 徒歩での移動はどこまで可能なんだろう?と。

この記事では、2時間という限られた時間で高野山をどう回るか、現実的なプランと、私が考えるベストな回り方について、私の経験から詳しくお話ししますね。

この記事の内容
  • 高野山観光2時間の現実的な厳しさ
  • 2時間と3時間・半日プランの比較
  • 2時間で回るための厳選モデルコース
  • 効率的な移動手段(バス・徒歩)の使い分け
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目次

高野山観光2時間の現実的な所要時間

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

高野山に2時間だけ滞在するって、実際どうなんでしょう?

広い高野山を効率よく回るために、まずはこの「2時間」で何ができるのか、現実的な所要時間と移動の制約について、しっかり見ていきましょう。

この現実を知ることが、限られた時間を最大限に活かす第一歩かなと思います。

高野山の観光2時間は可能か?

まず、一番気になるこの疑問から。結論からお伝えしますね。

結論から言うと、高野山観光を2時間で「満喫」するのはかなり厳しいです。

「可能か?」と聞かれれば、「不可能ではないけれど、主要スポット1ヶ所を駆け足で見るだけ」というのが、現実的な答えかなと思います。

というのも、高野山はひとつの施設やお寺の名前ではなく、標高約800mの山の上にある盆地全体が「総本山金剛峯寺」というお寺の境内なんです。

その広大な敷地に、「奥之院」や「壇上伽藍」といった主要な聖地が点在しています。

2時間という時間枠には、高野山駅からのバス移動時間や、そのバスの待ち時間も含まれますよね。

そうすると、実際に観光スポットに滞在できる時間は、もっと短くなってしまうんです。

高野山が「広い」とは?

「広い」と言われてもピンとこないかもしれませんが、例えば二大聖地と呼ばれる「壇上伽藍」エリアから、もう一方の聖地「奥之院」の入り口(一の橋)までは、直線距離でも約2kmあります。

歩けばもちろん時間がかかりますし、バスで移動するにも数分かかります。この「点在する見どころをどう結ぶか」が、高野山観光のキモなんですね。

観光3時間の場合と比較

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

もし、あと1時間スケジュールに余裕があって「観光3時間」を確保できると、選択肢は少し広がります。

2時間だと、先ほどお話しした「奥之院」か「壇上伽藍」のどちらか1ヶ所でタイムアップ、というのが現実的なラインです。

でも3時間あれば、例えば「奥之院」を集中して参拝(約1.5時間~2時間)し、バスで「壇上伽藍」エリアへ移動。

そして、高野山のシンボルである「根本大塔」を外からサッと見る(約30分)、というようなプランもギリギリ可能になってくるかもしれません。

「心の余裕」の正体

たった1時間の違いですが、この1時間が「心の余裕」に直結します。

高野山内のバスは、時間帯によっては15分~20分に1本ということもあります。2時間プランだと、バスを1本逃すともう致命的ですが、3時間あればバス1本分の待ち時間を吸収できるんですね。

「あ、バスが行っちゃった。じゃあ次のバスまで、あそこのごま豆腐ソフトクリーム(テイクアウト)だけ食べて待とうか」という判断ができる。この差はとても大きいかなと思います。

主要スポットの所要時間

高野山で絶対に外せない主要スポットの、一般的な観光所要時間の目安をまとめてみました。

これを見ると、2時間という時間がどれだけ貴重か、分かっていただけるかと思います。

高野山が初めてで、どこを見るべきか迷う場合、まずは「二大聖地」と呼ばれる「奥之院」「壇上伽藍」、そして高野山真言宗の総本山である「金剛峯寺」の3つが基本になるかなと思います。

主要スポット所要時間(じっくり)所要時間(駆け足)内容・特徴
奥之院約1時間半~2時間約1時間(※)一の橋から御廟まで往復。荘厳な杉木立と墓石群。弘法大師御廟での参拝。
壇上伽藍約1時間約30~40分高野山開創の中心地。根本大塔や金堂の内部拝観を含む。
金剛峯寺約40分~1時間約30分総本山。国内最大級の石庭「蟠龍庭」や豪華な襖絵の拝観。

※奥之院の「駆け足1時間」は、バス停「奥の院前」を利用するショートカットコースの場合です。 ※上記はあくまで目安の時間です。混雑状況や拝観のペース、バスの待ち時間によって大きく変動します。

徒歩でのスポット間移動は困難

先ほども少し触れましたが、高野山は「山の上」にある盆地で、実はかなり広いです。

例えば、二大聖地である「壇上伽藍(エリア西側)」から「奥之院(エリア東側・一の橋)」までは、歩くと約2kmあります。大人の足で早歩きしても25分~30分はかかってしまいます。

観光時間がたった2時間しかない場合、この主要スポット間を徒歩で移動するのは、残念ながら現実的ではありません。

移動だけで観光時間の多くを消費してしまい、計画が破綻してしまう可能性が非常に高いです。2時間観光の場合は、移動は「バス」と割り切るのが賢明です。

また、高野山は標高約800mに位置しています。夏は涼しいですが、冬は雪も積もりますし、路面が凍結することもあります。天候や季節によっても、徒歩移動の難易度は変わってきますね。

電車でのアクセスとバス乗り継ぎ

大阪方面から電車(南海高野線)で高野山に来る場合、多くの人が「特急こうや」や急行を乗り継いで、終点の「極楽橋駅」を目指します。そこからケーブルカーに乗り換えて、山上の「高野山駅」に到着します。

高野山駅からの「バス移動」が必須

大事なのはここからです。高野山駅は山上の玄関口ではありますが、観光の中心地(壇上伽藍や金剛峯寺、奥之院)からは離れています。

そのため、高野山駅に着いたら、駅前から出ている南海りんかんバスに乗って各観光スポットへ移動するのが必須となります。

このバスへの乗り継ぎが、2時間観光の大きなポイントになりますね。

バスの時刻表と待ち時間

観光時間が2時間しかないのであれば、高野山駅に着いたらすぐにバスに乗り込む必要があります。

高野山内のバス路線はいくつかありますが、観光客が主に使うのは「奥の院前」行きや「大門」方面行きです。

日中は比較的本数がありますが、それでも10分~15分待つこともあり得ます。

バスの時刻表は、訪問前に必ず公式サイトで確認しておきましょう。

どのバス停で降りるのが一番効率的か、プランを立てておくことが重要です。高野山駅のバス乗り場手前には窓口があり、「1日フリー乗車券」なども販売されています。

ただ、2時間観光だとバスに乗る回数も限られるため、フリー乗車券が本当にお得かどうかは微妙なラインかもしれません。

片道ずつ運賃(SuicaやICOCAなどの交通系ICカードも使えます)を支払う方が合理的かもしれませんね。

※最新の運行状況や運賃、ICカードの利用可否は、必ず公式サイトでご確認ください。

高野山観光2時間のモデルコース

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

とはいえ、どうしても2時間しか取れない!という場合もありますよね。

飛行機や新幹線の時間、次の宿のチェックインなど、旅のスケジュールは様々です。

もし2時間で高野山を観光するなら、どういうプランが現実的なのか。私が考えるおすすめのモデルコース(というより「割り切りプラン」ですね)を2つ、ご紹介します。2時間でも、聖地の空気に触れることはできますから!

日帰り厳選観光モデルコース

2時間の日帰り観光で守るべき鉄則は、「すべてを見ようとせず、目的を1ヶ所に絞る」ことです。

「せっかく来たんだから、あれもこれも」と欲張ると、バスの車窓から主要スポットを眺めるだけで時間が過ぎてしまい、結局どこも中途半端に…なんていう、一番悲しい結果になりかねません。

高野山の二大聖地である「奥之院」か「壇上伽藍周辺」の、どちらか一方を選ぶ覚悟を決めましょう!

2時間で回るモデルコース地図

もし私なら、高野山駅に到着してから、駅に戻るまで「正味2時間」と仮定して、この2つのプランのどちらかを選びます。もちろん、バスの待ち時間も含めてシミュレーションすることが大事ですよ。

プランA:聖地「奥之院」の空気に触れる

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

【聖地・奥之院】集中コース(所要時間:約1時間45分~2時間)

  • 高野山駅 →(バス約15~20分)→ 奥の院前」バス停下車 (※「奥の院口」ではないので注意!)
  • 奥之院・弘法大師御廟を参拝(滞在:約1時間~1時間15分) (中の橋→御廟→燈籠堂→戻る)
  • 「奥の院前」バス停 →(バス約20分)→ 高野山駅

    このプランは、高野山最大の聖地であり、最も荘厳な空気が流れる「奥之院」に的を絞ったプランです。

    弘法大師様が今もいらっしゃる御廟に手を合わせることを最優先にします。

    ただし、バスの往復時間(約40分)と待ち時間を考えると、奥之院にいられるのは実質1時間ちょっと。

    かなり駆け足での参拝になりますね。

    プランB:象徴「壇上伽藍」を拝観する

    写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

    【伽藍・金剛峯寺】集中コース(所要時間:約1時間50分~2時間)

    • 高野山駅 →(バス約10分)→ 「金堂前」バス停(または千手院橋)下車
    • 壇上伽藍(根本大塔・金堂)を拝観(滞在:約45分)
    • 徒歩(約5分)
    • 金剛峯寺(蟠龍庭など)を拝観(滞在:約45分)
    • 「金剛峯寺前」バス停 →(バス約10~15分)→ 高野山駅

      こちらのプランは、高野山のシンボルである朱色の「根本大塔」がある壇上伽藍と、総本山「金剛峯寺」という、象徴的な2つの建物を中心に回るプランです。

      プランAに比べてバスの移動時間が短く、2つのスポットが徒歩圏内にあるため、時間管理はしやすいかもしれません。

      高野山「らしさ」を感じる建物をしっかり見たい方におすすめです。

      これはもう「どちらの体験を優先したいか」で決めるしかないですね!

      半日モデルコースとの違い

      ちなみに、もし「半日(約4~5時間)」あれば、高野山観光は劇的に変わります。

      上記で紹介したプランAとプランBを両方こなし、さらにその合間で精進料理のランチをいただいたり、お土産屋さん通りを散策して名物のごま豆腐を買ったりする時間も生まれます。

      高野山観光のモデルコースとしてよく紹介されているのは、この「半日モデルコース」が一番多いかなと思います。

      2時間と半日では、見られる場所の数だけでなく、高野山の荘厳な雰囲気を味わう「体験の深さ」がまったく違ってきます。

      2時間は「点」の訪問(タッチ&ゴー)、半日あれば「線」の観光(散策)、もし宿坊に泊まれば「面」の体験(修行・勤行)ができる、というイメージかもしれません。

      奥之院集中の観光モデルコース

      もしプランAの「奥之院集中コース」を選ぶ場合、絶対に知っておいてほしい注意点があります。それは、バス停の選び方です。

      奥之院への主要なバス停には、主に2つあります。

      • 「奥の院口」バス停: 表参道(一の橋)の入り口です。ここから弘法大師御廟まで、杉木立の参道を約2km、徒歩約30~40分かかります。
      • 「奥の院前」バス停: 参道の途中(中の橋)の近くです。ここから御廟までは比較的近く、徒歩約10~15分です。

      なぜ「奥の院前」バス停なのか

      観光時間が2時間しかないのであれば、必ず「奥の院前」バス停で降りてくださいね!

      「奥の院口」から入るのが、歴史ある戦国武将の墓石群なども見られる正式な参拝ルート(表参道)ではあるのですが、ここから歩くと往復だけで1時間以上かかってしまいます。

      御廟の参拝時間を含めると、確実に2時間をオーバーしてしまいます。

      時間を最優先するなら「奥の院前」バス停で降り、御廟周辺だけを集中的に参拝する(ショートカットする)のが、唯一の現実的な方法かなと思います。

      もちろん、表参道のあの荘厳な雰囲気を味わえないのはとても残念ですが、これは2時間という制約を受け入れるための「割り切り」ですね。

      高野山観光2時間の回り方まとめ

      写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

      最後に、高野山観光2時間の回り方をまとめますね。

      高野山観光を2時間で楽しむには、「目的を二大聖地(奥之院 or 壇上伽藍)のどちらか一つに絞る」という強い覚悟が必要です。

      そして、その限られた時間を成功させる鍵は、間違いなく「バスの時刻表」です。

      高野山駅に着いてからバスを待つ時間、帰りもスポットからバス停まで移動し、バスを待つ時間。この「待ち時間」や「移動時間」をいかに減らすかが勝負になります。

      訪問前には、必ず「南海りんかんバス」の公式サイトで最新の時刻表を確認し、高野山駅到着から逆算して、どのバスに乗って、何時に帰りのバスに乗るか、完璧にシミュレーションしておくことを強くおすすめします!

      (情報は季節や曜日によって変わる可能性もあるので、必ず最新の公式情報をご確認くださいね)

      もし可能であれば、スケジュールを調整して「観光3時間」、できれば「半日」を確保できると、高野山の持つ不思議で荘厳な空気を、もう少しゆったりと感じられるかなと思います。

      でも、たとえ2時間という短い時間でも、その瞬間に聖地の空気を感じ、手を合わせることにきっと意義があるはずです。短い時間でも、高野山でのひとときが素敵な思い出になりますように!

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