高野山の回り方完全ガイド!目的別プランとコツ

こんにちは!「三重県に行こう」運営者のまるこです。

高野山への訪問を計画するとき、「高野山の回り方」って悩みますよね。

高野山は「一山境内地」といって、高野山全体がお寺の境内とされているくらい、本当に広大な聖地です。

 写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

奥の院や壇上伽藍といった絶対に訪れたい場所もありますし、日帰りで行けるのか、車とバスどちらがいいのか、迷うことも多いと思います。

ランチや御朱印巡りの時間も含めて、どれくらいの所要時間で考えればいいんだろう?と。

観光に使える時間が2時間や半日だけの場合のモデルコースや、効率よく回るための地図やプランが知りたいな、と思う方も多いかもしれません。

この記事では、そんな高野山の回り方に関する疑問を解決するために、目的別のプランや主要スポットの巡り方のコツを、私なりに詳しくまとめてみました。

あなたの高野山観光が、スムーズで充実したものになれば嬉しいです。

この記事の内容
  • 車や電車・バスを使った詳しいアクセス方法とコツ
  • 日帰りや一泊二日のおすすめモデルコース(詳細版)
  • 奥の院や壇上伽藍など主要スポットの巡り方と所要時間
  • 時間がない時(半日・2時間)の効率的な回り方のコツ
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目次

目的別 高野山回り方のプラン

 写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

高野山観光といっても、日帰りでサクッと主要地を巡るのか、宿坊に泊まってじっくり聖地の空気を感じるのか、また車なのか電車なのかで、プランは大きく変わってきますよね。

まずは、あなたの目的に合わせた回り方のプランをいくつかご紹介しますね。

日帰り 電車でのアクセスと移動

電車で高野山へ向かう場合、基本的には南海電鉄を利用することになります。

大阪のなんば駅から南海高野線で終点の「極楽橋駅」まで行き、そこから高野山ケーブルカーに乗り換えて「高野山駅」に到着する、というのが王道ルートですね。

特急「こうや」を利用すれば、なんば駅から極楽橋駅まで約80分~90分。

そしてケーブルカーで高低差328mを約5分で一気に山上へ上がっていくのは、本当にワクワクする瞬間ですよ!「いよいよ聖地に来た!」という感じがします。

高野山駅に着いてから山内の各スポットへは、南海りんかんバス」での移動がメインになります。

高野山駅から主要部の「千手院橋」バス停までは約10分ほどです。

バス移動が前提になるので、電車の往復乗車券と山内バスの2日間フリー乗車券がセットになった「高野山・世界遺産きっぷ」などを利用するのが、とってもお得で便利かなと思います。

最近はデジタルきっぷもあるみたいなので、スマホで購入できるのも手軽でいいですね。

電車アクセスのメリット・デメリット
  • メリット: 運転の疲れがない。ケーブルカーなど非日常の乗り物を楽しめる。お得なフリーきっぷが使える。
  • デメリット: バスの時間を都度確認する必要がある。乗り換えが数回発生する。

ちなみに、橋本駅から極楽橋駅の間には、観光列車「天空」も走っています。

指定席でのんびり車窓を楽しみたい方にはおすすめですが、運行日や本数が限られているので、日帰りで時間を効率よく使いたい場合は、特急「こうや」の方がプランは立てやすいかもしれませんね。

日帰り 車の駐車場と注意点

車での日帰り観光は、なんといっても自由度が高いのが魅力ですね。

自分のペースで移動できますし、途中のサービスエリアに立ち寄ったり、荷物が多くても安心です。

大阪方面からは、阪和道や京奈和道を経由し、国道480号などで高野山へ登っていくのが一般的です。大阪市内からだと、スムーズにいけば約2時間~2時間半くらいでしょうか。

ただし、この国道480号は、特に紅葉シーズンや土日祝日はかなり混雑します。

山道なので対面通行の場所も多く、渋滞にはまってしまうと大幅に時間をロスすることもあるので、できるだけ朝早く出発するのがおすすめです。

駐車場については、高野山内には無料の駐車場がいくつか点在していて、とてもありがたいです。

高野山内の主な無料駐車場(目安)

各スポットに比較的近い便利な駐車場です。ただし、収容台数はそこまで多くないため、シーズン中は早い時間(午前9時~10時頃)には満車になることも多いです。

駐車場名収容台数(目安)近いスポット
中の橋駐車場約180台奥の院(御廟に一番近い)
金剛峯寺前駐車場約40台金剛峯寺、壇上伽藍
壇上伽藍駐車場(中門前)約30台壇上伽藍
大門南駐車場約70台大門、壇上伽藍(少し歩く)

もしこれらの中心部の駐車場が満車の場合は、少し離れた「高野山臨時駐車場」などに停めて、そこから山内バス(1日フリー乗車券などを利用)で移動する、という方法も賢い選択かなと思います。

車で行く場合の注意点(特に冬期)

高野山は標高約900mの山の上です。特に冬期(12月〜3月頃)に車で行かれる際は、積雪や路面凍結に十分注意してください。「高野山道路(国道480号など)」は冬用タイヤ規制やチェーン規制が出ることが日常的です。

スタッドレスタイヤかタイヤチェーンは必須と考え、必ず事前に天気予報と道路交通情報を確認してくださいね。

現地でのバス活用術

高野山内の移動は、「南海りんかんバス」が本当に便利です。

高野山駅を起点に、山内の主要な観光スポット(「奥の院口」「奥の院前」「金剛峯寺前」「壇上伽藍(金堂前)」「大門南駐車場」など)を網の目のように結んでいます。

電車で来た方は「高野山・世界遺産きっぷ」などに含まれるフリー乗車券が活躍しますし、車で来た方も高野山内1日フリー乗車券」(大人840円 ※2025年11月現在の目安料金)を購入して、駐車場に車を置いたままバスで巡るのがおすすめです。

特に混雑する時期は、駐車場を探してウロウロする時間や、一方通行・狭い道を運転するストレスから解放されるので、かなり快適に観光に集中できると思いますよ。

バスの運行頻度は、日中の主要ルート(高野山駅~奥の院前)なら15分~30分に1本程度はありますが、夕方になると本数が減る路線もあるので、帰りのケーブルカーの時間はあらかじめ意識しておくと安心ですね。

定番のモデルコース 日帰りプラン

日帰りで高野山の主要スポット、特に「奥の院」「金剛峯寺」「壇上伽藍」の3つをしっかり巡りたい!という場合の、王道モデルコースの一例を考えてみました。

日帰り王道モデルコース(所要時間:約6時間)

  • 10:00 高野山駅到着 バスで「奥の院前」または「一の橋口」へ移動。混雑を避けるため、先に奥の院へ向かうのがおすすめです。
  • 10:30 奥の院 参拝(約90分〜120分) じっくり歴史を感じたいなら「一の橋」から。時間を効率よく使いたいなら「奥の院前(中の橋)」から御廟を目指します。弘法大師御廟での参拝は厳かに。
  • 12:30 ランチ(約60分) 奥の院周辺や、バスで「千手院橋」エリアに戻って精進料理ランチを。高野山名物のごま豆腐はぜひ味わってみてください。最近はおしゃれなカフェや食堂もありますよ。
  • 13:30 金剛峯寺 拝観(約60分) 高野山真言宗の総本山をじっくり拝観。狩野派の絵師による豪華な襖絵や、国内最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」は必見です。
  • 14:45 壇上伽藍 拝観(約60分) 金剛峯寺から徒歩で移動(約5分)。高野山のシンボル「根本大塔」の内部(立体曼荼羅)は圧巻です。「三鈷の松」で3本葉の松葉探しにも挑戦してみてください。
  • 16:00 お土産探し 金剛峯寺周辺や千手院橋のバス停近くのお店で。名物の「ごま豆腐」や「笹巻あんぷ(生麩のお菓子)」などが人気です。
  • 16:30 高野山駅へ バスで高野山駅に向かい、帰路へ。

これはあくまで一例ですけど、主要な3カ所を巡ると、ランチ込みで大体5〜6時間は見ておくと安心かなと思います。奥の院をどれだけじっくり見るかで、全体の所要時間がかなり変わってきますね。

宿坊体験 一泊二日モデルコース

高野山の魅力を本当に深く味わうなら、やっぱり宿坊に泊まるのが一番ですよね。

高野山内には50以上もの宿坊(お寺の宿泊施設)があります。一泊することで、日帰りでは体験できない特別な時間を過ごせます。

1日目:高野山の「静」と「歴史」を感じる

  • 13:00頃: 高野山に到着。まずは「高野山宿坊協会 中央案内所」(千手院橋バス停近く)などで情報収集するのもおすすめです。
  • 13:30〜: 「金剛峯寺」と「壇上伽藍」をゆったり拝観します。日帰りの方より時間に余裕があるので、一つ一つのお堂や石庭をじっくり感じられます。
  • 16:00頃: 予約した宿坊にチェックイン。お部屋に案内され、お茶をいただきます。この時点で日常から切り離される感じがします。
  • 17:30頃: 夕食。お部屋か広間で、高野山伝統の精進料理をいただきます。肉や魚を使わず、野菜や豆腐、麩などで作られた料理は、見た目も美しく、滋味深いです。
  • 19:00〜: 希望者は「奥の院ナイトツアー」(予約制・有料)に参加するのもおすすめです。専門のガイドさん(お坊さんのことも)の説明を聞きながら、ライトアップされた夜の奥の院を歩きます。昼間とは全く違う、幻想的で静謐な雰囲気は、本当に特別な体験ですよ。

2日目:高野山の「朝」と「聖地」を体験する

  • 6:00〜7:00頃: 早朝の「朝のお勤め(勤行)」に参加。これぞ宿坊泊の醍醐味ですね。本堂に響くお坊さんたちのお経の声と、静謐な朝の空気の中で、心が洗われるようです。お寺によっては、お勤めの後に法話を聞けることも。
  • 7:30頃: 朝食。朝ももちろん精進料理です。体に優しい朝ごはんで、すっきりと目覚めます。
  • 8:30〜9:00頃: 宿坊をチェックアウト。
  • 9:00〜: 朝の清々しい空気の中、「奥の院」をじっくり参拝します。日中の喧騒が始まる前の朝の奥の院は、光が差し込んで本当に神聖な雰囲気です。一の橋から御廟まで、時間をかけて歩くのがおすすめです。
  • 11:00〜: 「霊宝館」へ。高野山内の貴重な仏像や仏画(国宝・重要文化財だらけです!)を収蔵・展示している博物館です。仏像に興味がある方は必見です。
  • 12:30〜: 昼食・お土産探しをして、午後に高野山を後にします。

一泊すると時間に圧倒的な余裕ができるので、高野山の歴史や空気をより深く感じられるのが、一泊二日モデルコースの最大の魅力かなと思います。

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スポット別 高野山 回り方ガイド

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

高野山には見どころがたくさんありますが、特に「奥の院」と「壇上伽藍」は外せない二大聖地です。

この二つをどう回るかが、高野山観光の満足度を決めると言っても過言ではないかもしれません。

それぞれの特徴と、効率的な回り方のコツを見ていきましょう。

奥の院 回り方と見どころ

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

奥の院は、弘法大師空海さまが御入定されている(今も瞑想を続けているとされる)聖地であり、高野山信仰の最大の中心地です。ここは本当に広く、空気が違います。一歩足を踏み入れた瞬間に、空気がひんやりと、そして清浄になるのを感じる方も多いと思います。

参拝のアプローチは、主に2つのルートがありますね。

一の橋から歩く(正式ルート・約2km)

こちらが正式な参道です。バス停「奥の院口」で降りて、「一の橋」を渡ってから弘法大師御廟まで、約2kmの道のりです。

樹齢数百年の荘厳な杉木立と、皇族や諸大名、歴史上の有名武将(織田信長、豊臣家、武田信玄、上杉謙信など)をはじめ、名だたる企業の供養塔まで、およそ20万基以上の墓碑や供養塔が並ぶ道は圧巻です。

往復でゆっくり歩き、御廟でのお参りも含めると大体90分〜120分は見ておくと良いと思います。

じっくり高野山の歴史と聖地の空気を感じたい方、時間に余裕がある方には絶対におすすめのルートです。

中の橋から歩く(時間短縮ルート)

「中の橋」駐車場やバス停「奥の院前」から入るルートです。御廟までの距離が近く、主要なスポットに絞って参拝できます。往復で40〜60分ほどで参拝できるかなと思います。

時間があまりない方や、約2kmの参道を歩く体力に自信がない方はこちらから入るのが現実的ですね。

こちらからでも、聖地の厳かな雰囲気は十分に感じられますよ。

奥の院の必見ポイント

参道には「姿見の井戸(井戸に自分の姿が映らないと3年以内に…という伝説)」や「弥勒石(みろくいし・片手で持ち上げられると願いが叶う?)」など、多くの伝説スポットもありますが、特に御廟近くは重要です。

  • 御廟橋(ごびょうばし): この橋から先は、弘法大師さまの霊域(聖域)です。服装を正し、一礼して渡ります。ここから先は写真撮影・飲食・喫煙は一切禁止です。空気がピリッと変わるのを感じますよ。
  • 燈籠堂(とうろうどう): 御廟の手前にあるお堂です。堂内には、皇族から一般の方まで、奉納された無数の燈籠が輝き、その幻想的な美しさには息をのみます。「消えずの火」として1000年以上燃え続けていると言われる灯明もあります。
  • 弘法大師御廟(こうぼうだいしごびょう): 燈籠堂の裏手にあり、今も空海さまが瞑想を続けていらっしゃるとされる場所です。高野山で最も神聖な場所ですので、静かに手を合わせましょう。
  • 生身供(しょうじんぐ): 毎日朝6時と10時30分の2回、御廟にいらっしゃる空海さまへ食事をお届けする儀式です。この時間に合わせて参拝すると、その厳かな行列を見ることができるかもしれません。

壇上伽藍 回り方と拝観時間

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

壇上伽藍(だんじょうがらん)は、弘法大師さまが高野山を開創された際に、真っ先に整備に着手した場所とされています。

奥の院が「信仰の中心地」なら、壇上伽藍は「修禅の道場(根本道場)」の中心地ですね。密教思想に基づいた曼荼羅の世界が、建物で立体的に表現されていると言われています。

境内は広く、多くのお堂が点在しています。回り方としては、中門から入り、金堂、根本大塔、御影堂と、主要なお堂を中心に時計回りに巡るのが一般的かなと思います。

壇上伽藍の必見ポイント

  • 根本大塔(こんぽんだいとう): 高さ約48.5mの朱塗りの大塔で、高野山のシンボル的存在です。内部は拝観可能(有料)で、中心に胎蔵大日如来、周りに金剛界四仏が配され、立体曼荼羅(りったいまんだら)が表現されていて圧巻です。柱に描かれた菩薩像も素晴らしいですよ。
  • 金堂(こんどう): 高野山全体の総本堂にあたる重要なお堂で、主要な法会はここで執り行われるそうです。内部拝観可能(有料)です。
  • 御影堂(みえどう): 弘法大師さまの御影(お姿)が祀られている大切なお堂です。(内部は基本的に非公開)
  • 三鈷の松(さんこのまつ): 空海さまが唐から真言密教の地を求めて投げた法具「三鈷杵(さんこしょ)」が掛かっていたとされる松です。ここの松葉は通常2本ではなく3本に分かれているのが特徴で、それを見つけてお守りにするとご利益があると言われています。私も探しました!
  • 六角経蔵(ろっかくきょうぞう): 六角形の回転するお堂で、基壇部分にハンドルが付いています。これを一回り(時計回りに)押して回すと、一切経をすべて読んだのと同じ功徳が得られると言われています。

これらのお堂を巡るだけでも、所要時間は45分~60分は見ておくと良いと思います。

拝観時間・料金について

金堂や根本大TAXIの内部拝観は、大体8:30〜17:00頃(最終受付は16:30)となっているようです。拝観料はそれぞれ必要ですが、金剛峯寺の拝観券などとセットになった「諸堂共通内拝券」を利用すると少しお得になる場合もあります。

ただし、これらはあくまで目安です。季節や高野山全体の法要などの行事によって、時間が変更になったり、内拝が中止になったりする場合もあります。

正確な情報は、訪問前に高野山真言宗 総本山金剛峯寺の公式サイトなどで事前に確認していただくのが確実ですね。

効率的な御朱印 回り方

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

高野山は、山全体がお寺のような場所なので、いただける御朱印の種類も本当にたくさんあります。

宿坊なども含めると数えきれないほど…。すべてを一日で回るのはまず不可能ですので、効率よくいただきたいですよね。

まずは、ご自身が参拝する主要なスポットでいただくのが基本になると思います。

高野山オリジナルの御朱印帳もいくつかのお寺やお店で販売されているので、高野山で新しい御朱印帳をスタートするのも素敵ですね。

主な御朱印授与場所(日帰り観光向け)
  • 奥の院(御供所): 御廟橋の手前にある授与所です。「弘法大G.P.」や「大黒天」(甲子の日限定)の御朱印がいただけます。※一番混雑しやすい場所かもしれません。
  • 金剛峯寺: 拝観受付の近くに授与所があります。「金剛峯寺」や「蟠龍庭」などの御朱印がいただけます。
  • 壇上伽藍(根本大塔、金堂): それぞれのお堂の入口(拝観受付)で、御本尊の御朱印(例:根本大塔は「大日如来」、金堂は「薬師如来」など)がいただけます。
  • 霊宝館: 拝観受付で霊宝館の御朱印がいただけます。
  • 大門(横の売店): 「大門」の御朱印(書置きの場合あり)をいただけることがあります。
  • その他(徳川家霊台など): 主要な観光スポットでも御朱印をいただけるところがあります。

効率的な回り方としては、やはり当日の観光ルート(モデルコース)に合わせて、その動線上にある授与所に立ち寄るのが一番です。

例えば、「奥の院を参拝」→「御供所で御朱印」→「バスで移動」→「金剛峯寺を拝観」→「金剛峯寺で御朱印」→「壇上伽藍を拝観」→「金堂や根本大塔で御朱印」といった流れですね。

御朱印の受付時間も、大体16:30や17:00頃までの場所が多いので、夕方ギリギリになって慌てないよう、時間に余裕を持って行動するのが安心です。

モデルコース 半日 車での巡り方

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

半日(大体3〜4時間)しか時間がないけれど、車で主要な場所は押さえたい!という場合のプランですね。かなり駆け足にはなりますが、ポイントを絞れば可能だと思います。

車での半日観光は、「どこに車を停めて、どこを歩くか」という駐車場間の移動が鍵になります。混雑期に駐車場を探す時間も考慮に入れる必要がありますね。

半日(車)クイックモデルコース案

  • 中の橋駐車場 に停める(最優先) まず最優先で「奥の院」を参拝します。半日のため、時間を効率よく使うために「中の橋」から御廟までの往復(約60分)に集中するのがおすすめです。
  • 車で移動(約5〜10分) 奥の院の参拝後、車で金剛峯寺・壇上伽藍エリアへ移動します。
  • 金剛峯寺前駐車場(または近隣の駐車場)に停める ここに車を停めたまま、徒歩で「金剛峯寺」と「壇上伽藍」の両方を巡ります。この2つは歩いてすぐの距離です。
  • 金剛峯寺 拝観(約45分) 総本山を拝観。石庭「蟠龍庭」だけでも見る価値ありです。
  • 壇上伽藍 拝観(約60分) 金剛峯寺から徒歩で移動し、シンボルの「根本大塔」や「金堂」などを見学します。

    このプランだと、移動や駐車がスムーズにいけば約3時間〜3時間半くらいでしょうか。

    ランチの時間をゆっくり取るのは少し難しいかもしれないので、高野山に到着する前に済ませるか、観光の後にするか、あるいは途中で軽食で済ませるのが良さそうですね。

    車だとスポット間の移動が早いのが強みなので、「奥の院(中の橋)」と「金剛峯寺・壇上伽藍エリア」の2箇所に絞って駐車するのが、最も効率的かなと思います。

    観光2時間でのハイライト

    写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

    観光時間が2時間となると、これはもう「選択と集中」が必須ですね。高野山は本当に広いので、欲張ると移動だけで終わってしまいます。

    私の感覚だと、2時間で「奥の院」と「壇上伽藍・金剛峯寺」の両方をしっかり見るのは、移動時間を考えるとかなり難しいと思います。

    バスの待ち時間や移動時間(例えば、奥の院前から金剛峯寺前までバスで約10分)も含めると、実質の拝観時間がほとんどなくなってしまいます。

    ですので、思い切ってどちらか一方に絞ることを強くおすすめします。

    2時間で回るならこの2択!

    プランA:奥の院 集中コース(約2時間)

    「高野山に来たからには、空海さまの御廟にお参りしたい」という、信仰や聖地巡礼を最優先する方向け。

    • バス停「奥の院前」または「中の橋駐車場」からスタート。
    • 奥の院の御廟までを往復して参拝します。
    • 往復の歩きと、御廟、燈籠堂での厳かな参拝で約60〜90分。
    • 残った時間で「奥の院前」バス停近くのお土産物屋さんを少し見る、という流れです。高野山で最も神聖な場所の空気に触れることができます。

      プランB:壇上伽藍・金剛峯寺コース(約2時間)

      「高野山のシンボル(根本大塔)と総本山の建築美を見たい」という、歴史や建築、風景を優先する方向け。

      • バス停「金剛峯寺前」で降ります。
      • まずは「金剛峯寺」を拝観(約45分〜60分)。美しい襖絵や石庭を見学します。
      • その後、歩いて(約5分)「壇上伽藍」へ移動。
      • 「根本大塔」や「金堂」を中心に拝観(約60分)。高野山の中心地の壮大さを感じられます。

        どちらか一つをじっくり体験する方が、高野山の荘厳な空気を感じられて、結果的に満足度は高いかもしれませんね。

        効率的な高野山 回り方のコツ

        写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

        ここまで色々なプランを見てきましたが、最後に「効率的な高野山 回り方」のコツを、私なりにまとめてみますね。

        高野山観光を成功させるために、私が大事だなと思うのは、以下の点です。

        高野山 回り方の4つのコツ

        • 目的を明確にする 日帰りなのか、宿坊に泊まりたいのか。歴史や建築を見たいのか、聖地としての空気に触れたいのか。それによってプランが全く変わります。
        • 優先順位を決める(欲張りすぎない) 絶対に外せないスポットはどこか(奥の院?壇上伽藍?)。限られた時間で全部を見るのは難しいので、優先順位を決めておくと当日の満足度が違います。
        • 移動手段の特性を理解する 車なら駐車場の混雑と冬の凍結。電車ならバスの時間やお得な切符。自分の移動手段のメリット・デメリットを把握し、当日はそれに合わせた行動(早朝出発、フリーきっぷ購入など)をするとスムーズです。
        • 時間に余裕を持つ(特に奥の院) これが一番大事かもしれません。奥の院の参道(特に一の橋から)は、思ったよりも距離がありますし、厳かな雰囲気の中で自然と足がゆっくりになります。地図上の時間+30分は余裕を見るくらい「少し余るかな?」くらいで計画するのがおすすめです。高野山は標高が高く、天候も変わりやすいので、余裕を持ったスケジュールが安心です。

          完璧なプランを組むのも大事ですが、高野山は神聖な空気を肌で感じる場所。

          当日はあまり詰め込みすぎず、ゆったりとした気持ちで巡るのが一番のコツかもしれませんね。

          この記事で紹介した情報が、あなたの高野山観光の参考になれば幸いです!

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