2026年の幕開けとなるお正月、伊勢神宮へのお参りと合わせておかげ横丁での食べ歩きや散策を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
元旦が木曜日となる2026年は、金曜日を挟んで週末とつながるため、実質的な4連休となる方が多く、例年以上の賑わいが予想されています。
「せっかく伊勢まで来たのに、人混みで何も食べられなかった…」なんてことにならないよう、事前の作戦会議は必須です。
私自身、毎年のようにこの時期の伊勢を訪れていますが、変則的な営業時間や大規模な交通規制など、事前に知っておかないと現地で戸惑ってしまうポイントがいくつかあります。
特に車でのアクセスを考えている方は、ナビ通りに進むと痛い目を見ることも…。この記事では、おかげ横丁 年末年始 2026に関する最新情報を整理し、混雑を避けながらスムーズに楽しむためのコツや注意点を、私の実体験を交えて分かりやすくお伝えします。
- 2026年の年末年始における詳細な営業時間と深夜対応
- 交通規制の期間とパーク&バスライドの賢い利用法
- 大混雑を回避してグルメを楽しむための狙い目の時間帯
- 赤福本店の営業状況や新春だけの特別なイベント情報
おかげ横丁の年末年始2026営業時間と交通規制

年末年始のおかげ横丁は、普段とは全く異なる「特別ダイヤ」で動いています。
到着してから「お店が開いていない」「駐車場に入れない」といったトラブルを避けるためにも、まずは基本となる営業時間と交通アクセスをしっかり押さえておきましょう。
ここでは、2026年特有のカレンダー配列に基づいた詳細な動きを解説します。
年末年始の営業時間と深夜対応
おかげ横丁の年末年始は、伊勢神宮(内宮)の参拝時間に合わせて、非常にユニークな営業体制が敷かれます。
通常、伊勢神宮は夜間参拝ができませんが、大晦日から1月5日にかけては「終日参拝(24時間開放)」が可能となります。
これに呼応するように、おかげ横丁も「不夜城」と化し、特別な賑わいを見せます。
特に2026年のお正月期間における、主要な営業スケジュールの目安は以下の通りです。このスケジュールを頭に入れておくだけで、行動計画がガラリと変わります。
2025年末~2026年始 営業スケジュールの目安と特徴

- 12月31日(大晦日):
朝9:30の開店から、そのまま夜通し営業する「オールナイト営業」に突入します。深夜の年越しそばや、冷えた体に染みる甘酒など、この日だけの特別な体験が待っています。 - 1月1日(元旦):
前夜からの営業が続き、夜の19:30頃まで賑わいます。ただし、早朝3時~5時頃は、仕込みや休憩のために一時的に閉店する店舗もあるので注意が必要です。 - 1月2日(金)・3日(土):
ここが重要です。多くの店舗が「朝8:00」から営業を開始し、19:00頃まで開いています。通常の週末よりも早く開店するため、朝活派には最高の環境です。 - 1月4日(日):
8:30開店~18:30閉店。Uターンラッシュと重なるため、夕方以降は急速に人が引いていく可能性があります。 - 1月5日(月)以降:
仕事始めの月曜日からは、通常営業(9:30~17:00頃)へと戻っていきます。
「朝8時」が勝負の分かれ目
ここで私が最も強調したいのは、1月2日と3日の「朝8時開店」という事実です。
通常、おかげ横丁のお店が開き始めるのは9時半頃ですが、お正月期間だけは早朝からウェルカム状態なんです。
多くの観光客はホテルの朝食を食べてからゆっくり10時〜11時頃に到着しますが、それでは遅すぎます。
混雑を避けるなら、多くの観光客が到着する前の「朝8時~10時」が最大のチャンスと言えるでしょう。
この時間なら、人気の「すし久」の朝粥も、お土産の購入も、ほとんど並ばずにスムーズに済ませることができます。
深夜営業のリアル
「大晦日はオールナイト」といっても、すべての店舗が24時間フル稼働しているわけではありません。
お土産物屋さんや一部のテイクアウト店は開いていますが、しっかりした食事ができるレストラン形式のお店は、深夜帯(特に午前3時〜5時頃)に一旦オーダーストップになることがあります。
「深夜に行けば何でも食べられる」と思い込まず、目当てのお店がある場合は事前に公式サイトなどで確認するか、屋台での食べ歩きをメインに楽しむつもりで行くのがベターです。
交通規制とパーク&バスライド
お正月の伊勢市内で最も注意が必要なのが、他県では類を見ないほど大規模な「交通規制」です。2026年の年始も、伊勢神宮周辺への車両流入を物理的に遮断する厳しい規制が実施されます。
特に重要なのが「パーク&バスライド」です。これは、伊勢神宮周辺の駐車場待ちによる大渋滞(過去には数時間動かないこともありました)を防ぐため、郊外の臨時駐車場に車を停め、シャトルバスで現地へ向かうシステムです。これは「推奨」ではなく、規制日は「強制」に近いとお考えください。
2026年 パーク&バスライド実施詳細
実施期間:1月1日(木)~1月4日(日)、および1月11日(日)
- 高速道路の出口規制:期間中、最寄りの「伊勢西IC」および「伊勢IC」からは降りられなくなります(出口が封鎖されます)。カーナビが古いとここを降りるルートを案内し続けるため、パニックになる車が続出します。
- 誘導先:「伊勢二見鳥羽ライン」の「朝熊東IC」周辺に設置される「三重県営サンアリーナ周辺臨時駐車場」へ誘導されます。
- 移動手段:駐車場から内宮・外宮へは、シャトルバスでピストン輸送されます。このバスは一般車が入れない「専用レーン」を走行するため、渋滞知らずで移動できるのが最大のメリットです。
「バスに乗り換えるのは面倒だな…」と思われるかもしれませんが、規制期間中に下道を使って無理やり内宮へ近づこうとすると、交通規制の検問と大渋滞に巻き込まれ、身動きが取れなくなります。
公式の案内に従い、パーク&バスライドを利用するのが、結果的に最も早く、ストレスなく到着する方法です。
なお、詳しい規制図や最新情報は、必ず現地の公式情報を確認してください。
(出典:伊勢地域観光交通対策協議会『らくらく伊勢もうで』)
駐車場の混雑状況と回避策
では、パーク&バスライドが実施されない日(例えば12月31日や1月5日以降)なら車で行けるのか?というと、確かに規制はありませんが、今度は「駐車場争奪戦」という別の戦いが待っています。
内宮周辺には市営駐車場や民間の駐車場がありますが、これらは収容台数に限りがあります。
特に、おはらい町に近い「内宮A駐車場」や河川敷の「内宮B駐車場」は、早朝(朝6時〜7時台)には満車になることがほとんどです。
満車になったが最後、空き待ちの列に並ぶことになり、貴重な旅行時間を駐車場の中で過ごすことになってしまいます。
現実的な回避策
こうした事態を避けるための回避策として、以下の2つを強くおすすめします。
- 公共交通機関を利用する(最強の回避策):
近鉄電車やJRを利用し、伊勢市駅や宇治山田駅からバスで向かう方法です。
実は、路線バスもパーク&バスライド期間中はシャトルバスと同様に「専用レーン」や「優先走行」の恩恵を受けられるため、マイカーよりも圧倒的にスムーズに移動できます。 - あえてパーク&バスライド実施日を選ぶ:
逆説的ですが、規制がない日(12/31など)よりも、規制がある日(1/1〜1/4)の方が、シャトルバスという確実な移動手段が確保されているため、時間が読みやすいというメリットがあります。
「規制=不便」ではなく「規制=優先ルート確保」と捉えるのが、伊勢旅の極意です。
車でのアクセスルートや、各駐車場の場所・所要時間については、当サイト内の以下の記事でも詳しく紹介していますので、出発前にぜひ一度目を通してみてください。
伊勢神宮・おかげ横丁の所要時間とアクセス・駐車場情報を徹底解説
混雑予想と狙い目の時間帯
2026年のカレンダー(元旦が木曜日)を見ると、1月4日(日曜日)までお休みという方が多く、この4日間は「初詣ゴールデンウィーク」とも呼べるほどの激しい混雑が予想されます。
人混みで身動きが取れなくなるのを避けるため、時間の使い方が非常に重要になります。
避けるべき「魔の時間帯」
過去の傾向から分析すると、最も混雑するピークタイムは11:00~14:00です。
この時間帯は、参拝を終えた人たちが一斉にランチを求めておかげ横丁になだれ込みます。
- 人気店(豚捨、すし久など)の待ち時間は90分~120分以上。
- 通りは人で埋め尽くされ、前に進むのもやっと。
- テイクアウトの列ですら30分待ち。
この時間に「これからお昼ご飯どうしよう?」と相談し始めるのは、正直なところ手遅れです。
- プランA:早朝逃げ切り型(推奨)朝5時~6時に内宮参拝(神聖な空気感が最高です) → 朝8時の開店と同時に朝食・お土産購入 → 10時過ぎには撤収して別の観光地へ。これが最もストレスフリーです。
- プランB:夕暮れゆったり型16時以降に現地到着 → 参拝 → 夕食。16時を過ぎると団体ツアー客が帰り始めるため、急速に人が減ります。
お昼時はテイクアウトグルメを買うのでさえ行列ができるので、食事の時間をあえて大きくずらす(10時台に早めのランチ、または16時以降の早めのディナー)のが、ストレスなく楽しむための最大のコツです。
赤福本店の営業と朔日餅の注意点
伊勢といえば「赤福」。おかげ横丁の入り口に鎮座する赤福本店は、参拝客にとってのオアシスであり、象徴的な存在です。五十鈴川を眺めながらいただく作りたての赤福餅は、何度食べても感動します。
赤福本店も、大晦日から元旦にかけては夜通し営業を行っています。真冬の寒空の下、参拝で冷え切った体に、本店でいただく「赤福ぜんざい」の温かさは格別です。
冬期限定のこのメニューは、焼いたお餅の香ばしさと、上品な甘さのあんこが絶妙にマッチし、これを食べるために並ぶ価値が十分にあります。
【重要】1月1日の「朔日餅」はありません
赤福といえば、毎月1日にのみ販売される「朔日餅(ついたちもち)」が大人気ですが、1月だけは販売がありません。(新年の最初の朔日餅は、2月の「立春大吉餅」からです。)
「元旦だから特別な朔日餅があるはず!」と思って早朝から並んでも、購入することはできませんので十分にご注意ください。ただし、本店でお召し上がりやお土産の赤福餅は通常通り購入できます。
おかげ横丁の年末年始2026食べ歩きとイベント

混雑対策がしっかりできたら、次はいよいよお楽しみの「食」と「体験」です。
お正月ならではの活気ある雰囲気の中、美味しいものを食べて福を呼び込みましょう。
ここでは、2026年の新春に絶対に外せないグルメとイベント情報を厳選してご紹介します。
食べ歩き限定グルメと屋台
おかげ横丁の醍醐味は、なんといっても食べ歩きです。歴史ある街並みを眺めながら、片手に美味しいものを持って歩くのは最高の贅沢ですよね。年末年始には、普段はない特設屋台が出ることもあり、お祭り気分がさらに盛り上がります。
私が必ず食べる、間違いなしの鉄板グルメをリストアップしました。
| 店名 | おすすめメニューと特徴 |
|---|---|
| 豚捨(ぶたすて) | 「コロッケ」 行列必至ですが、回転が速いので諦めずに並んでください。サクサクの衣と、牛脂の甘みが効いたホクホクの中身がたまりません。ソースなしでそのままで美味しいです。 |
| 団五郎茶屋 | 「年越しそば・甘酒」 大晦日などは屋外の縁台で食べるのが風流。おにぎりなどの軽食もあり、座って休める貴重なスポットです。 |
| 若松屋 | 「伊勢ひりょうず」「チーズ棒」 練り物の老舗。スティックタイプの「チーズ棒」は片手で食べやすく、小腹が空いた時に最適。熱々なのでやけどに注意! |
| 豆腐庵 山中 | 「おとうふソフト」「うの花ドーナツ」 豆腐を使ったヘルシーなスイーツ。ソフトクリームはさっぱりしていて、冬でもペロリといけちゃいます。 |
また、寒さが厳しいこの時期は、伊勢うどんの湯気が本当に恋しくなります。
伊勢うどんは麺が太くて柔らかいので消化に良く、疲れた胃腸にも優しいのが嬉しいポイントです。
混雑していて店内に入れないときは、テイクアウト対応のお店を探して、五十鈴川の河川敷(風が強い日は注意!)や、横丁内の休憩スペースでさっと食べるのも一つの手です。
神恩太鼓など新春イベント情報
おかげ横丁の中心にある「太鼓櫓(やぐら)」では、和太鼓チーム「神恩太鼓(しんおんだいこ)」による奉納演奏が行われます。
「ドンドンドン!」と体の芯にまで響き渡る太鼓の音は、新年の邪気を払い、晴れやかな気分にさせてくれます。
演奏スケジュールは日によって異なりますが、お正月期間は連日演奏が行われることが多いです。
太鼓の音が聞こえたら、ぜひ櫓の周りに集まってみてください。
迫力満点のパフォーマンスは、写真や動画映えも間違いなしで、子供から大人まで釘付けになります。
お正月らしい風景「歳の市」
また、例年12月中旬から年末にかけては「歳の市」が開催され、しめ縄やお正月飾りが売られています。
特に注目してほしいのが、伊勢地方ならではの「蘇民将来子孫家門(そみんしょうらいしそんかもん)」と書かれた木札が付いたしめ縄です。
伊勢ではこのしめ縄を一年中玄関に飾る風習があります。「無病息災」を願う縁起物として、自分へのお土産にするのも素敵ですね。
参拝モデルコースと所要時間
「内宮も行きたい、おかげ横丁も回りたい、でも時間は限られている…」そんな方のために、効率よく回るための、私のいちおしモデルコースをご紹介します。
ポイントは、先ほどもお伝えした通り「食事を先に確保する」ことです。
【推奨】早朝満喫・混雑回避コース(所要時間:約4時間)
- 06:00 内宮到着・参拝開始
まだ薄暗く、凛とした空気が漂う早朝の参拝は、昼間とは全く違う神聖な体験です。宇治橋から見る日の出も美しいですよ。 - 07:30 参拝終了・おかげ横丁へ移動
参拝を終えて心が洗われたところで、お腹を満たしに向かいます。 - 08:00 朝食タイム
開店と同時に「すし久」や「とうふや」に入店し、名物の新春朝粥や手こね寿司をいただきます。この時間なら並ばずに入れる可能性が高いです。 - 09:00 お土産購入・食べ歩き
食後のデザートに赤福を食べたり、お土産屋さんを物色したりします。まだ通りは歩きやすいです。 - 10:00 撤収 or 別エリアへ
団体客が到着し、混雑が本格化する前にここを離れます。猿田彦神社や月讀宮など、周辺の別スポットへ移動するのが賢い選択です。
このコースなら、昼食難民になるリスクを避けつつ、主要なスポットを網羅できます。「早起きは三文の得」と言いますが、お正月の伊勢に関しては「三文」以上の価値があります!
冬の天気とおすすめの服装
最後に、服装のアドバイスです。伊勢志摩地方は雪こそ少ないものの、海沿い特有の「風」が非常に強いのが特徴です。
特に五十鈴川沿いや内宮の参道は、遮るものがなく吹きっさらしになるため、体感温度は天気予報の気温よりもかなり低く感じます。
おしゃれも大切ですが、ここでは「これでもか!」というくらいの防寒対策を強くおすすめします。
- アウター:風を通さないダウンジャケットや厚手のコート。
- 小物:マフラー、手袋、ニット帽は必須アイテム。耳が冷たくなるので耳あてもあると良いです。
- カイロ:貼るカイロを背中やお腹に、貼らないカイロをポケットに。待ち時間が長くなる可能性もあるので、多めに持っていきましょう。
- 足元:内宮の参道は砂利道が長く続きます。ヒールのある靴は歩きにくく、靴も傷んでしまうので厳禁です。履き慣れたスニーカーや、歩きやすいブーツで出かけましょう。
まとめ:おかげ横丁の年末年始2026攻略法
2026年の年末年始におかげ横丁を楽しむためのポイントをまとめます。
- 日程の注意:1月1日~4日は実質4連休となるため、激しい混雑が必至です。パーク&バスライドの利用を前提に計画を立てましょう。時間の勝利:狙い目は1月2日・3日の「朝8時」。開店と同時に朝食とお土産を済ませるのが、行列を回避する唯一の勝利の方程式です。
- 食事の戦略:「11時~14時」のピークタイムにお店に並ぶのは避けましょう。時間をずらすか、テイクアウトで柔軟に対応するのが吉です。
- 準備万端で:海風は想像以上に冷たいです。万全の防寒対策と、歩きやすい靴でお出かけください。
しっかりと準備をして、混雑をかわすポイントさえ押さえておけば、人混みの中でも伊勢らしい活気やお正月のおめでたい雰囲気を存分に楽しむことができます。
2026年の始まりが、あなたにとって素晴らしい思い出になりますように。ぜひ、素敵な新年のスタートを伊勢・おかげ横丁で迎えてくださいね!



